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■ドミニカ人と野球
●状 況/ドミニカ人の強靱でバネのある身体能力は、特に野球に適しており、数多くのプロ野球選手を排出しています。 毎年、アメリカ大リーグに150名近くのドミニカ出身選手が登録されており、マイナー・リーグを含めると、その数1,500名にものぼる。近年の日本プロ野球界においても、多くのドミニカ人選手が活躍し、ドミニカ旋風を巻き起こしている。 ●広島東洋カープでは 1995年 / チェコ投手・ラミーレス投手 1996年 / チェコ投手・ラミーレス投手・デラクルーズ投手・ペルドモ内野手・ソリアーノ内野手・ペレス外野手 1997年 / ペルドモ投手・マルチネス投手・グスマン投手・ソリアーノ内野手・ベレス外野手 1998年 / ペルドモ投手・グスマン投手・ペレス外野手・ケサダ外野手、以上の選手が登録されました。 ■ドミニカ国内の野球状況 ●状 況/6球団で、プロ・ウィンターリーグが行われています。参加選手は地元選手以外にも、米国大リーグ所属でシーズンオフに帰国するドミニカ出身選手や米国籍の選手を多数補強するので、レベルの高い試合が行われている。 期間は10月末から2月末迄で各チーム60試合が行われる。 ●チーム ▲ティグレス・デル・リセイ(サント・ドミンゴ/キスケイヤスタジアム) ▲レオネス・デル・エスコヒード(サント・ドミンゴ/キスケイヤスタジアム) ▲アギラス・シバエニヤス(サンティアゴ/シバオスタジアム) ▲エストレリャス・オリエンタレス(サン・ペドロ・デ・マコリス/テテロ・バルガス・スタジアム) ▲アスカレロス・デル・エステ(ラ・ロマーナ/スタジアム) ▲ヒガンテス・デ・ノルテステ(サンフランシスコ・デ・マコリス/スタジアム) ■ドミニカ国内の米メジャーリーグ・アカデミー活動状況 ●状 況/米国大リーグ球団中そのほとんどがドミニカ国内で、スカウトおよびアカデミー活動(選手の養成)を行っている。 アカデミーの規模は大小さまざまで、カープ・ドジャース・ブルージェイズ・アスレチックス等のように自前の施設を持ち、年間を通じて練習・スカウト・テストを行っているものから、自前の施設をもたず、リーグ戦期間中のみの活動をしているものもあります。 ●試 合/選手育成を目的とし、毎年夏期と冬期にアカデミーチームでのリーグ戦が行われる。( '87年に始まる) 夏期は4地区、冬期は2地区に分かれ、カープ・アカデミーはサン・ペドロ・デ・マコリス地区に所属している。 ●ドミニカン・サマー・リーグ(6月1日から8月末)各チーム70試合 ●地 区 ▲サント・ドミンゴ東地区 ▲サント・ドミンゴ西地区 ▲サン・ベドロ・デ・マコリス地区 ▲シパオ地区(サンティアゴ・ラベガ・モカ・サルセド) ▲選手資格/21才まで、または、契約して3年までの選手で過去にメジャー・リーグ、マイナー・リーグの、いずれにも登録さ れていない選手。 ▲カープは1993年・1994年に連続地区優勝を果たし、1995年には各地区の代表チームが参加するプレイオフをも制し、ド ミニカ共和国でNO.1チームとなりました。現在はサマーリーグヘの出場はしていない。 ▲ドミニカン・ウィンター教育リーグ(11月から2月中頃)各チーム56試合 ▲地 区 サント・ドミンゴ地区 サン・ペドロ・デ・マコリス地区 ▲選手資格 特に制限はなく、メジャーリーガーからテスト生までと選手レベルはさまざまである。 練習試合の要素が強く、過去に自主トレで、ドミニカを訪れたカープの日本人選手も参加した例があり、練習試合の要素が強い。 ■ドミニカ・カープ・アカデミーは、こうしてつくられた…。<Part1> ●設立の趣旨 広島東洋カープは、プロ野球球団を経営する一企業として球団の財産ともいえる選手の発掘・育成には、最も力を入れている。 ドミニカ共和国に野球アカデミーを建設したのもそのためである。ドミニカ共和国は日本と同じように野球が盛んで、素質の素晴らしい多くの若者がアメリカ野球界にいますが、この方法にも限界がある。 日本の球界がたったひとりの大リーガーに投資する巨額の金銭と、その選手と日本での働きぶりは必ずしも額面通りではない。 巨額の金銭によって、大リーガーを獲得することは、少なからず日本と米国野球界の摩擦の、原因にもなっている。 このため、広島東洋カープ球団は独自の立場で、野球が盛んな中南米諸国の駐日大使館を訪れて事情を聴き、さらに外務省の理解を得て各国の野球事情を視察した。 また、ドミニカ共和国には、過去5回にわたり訪問。同国の政府関係者、野球関係者の協力のもとに野球アカデミーの建設に踏み切った。 広島東洋カープは、同国の習慣を尊重し、さらに既に同国に進出している米国アカデミーの関係者と強調しながら、発展を図り、日本との交流を深め、日本とドミニカ共和国の友好親善の使命を果たすことが願いであり、夢でもある。 ●メジャーリーグとドミニカの選手 ▲ドミニカの選手 カープ・アカデミーオブベースボールと契約した13選手のひとりに、フリオ・バルガ(Julio Vargas)という17歳の少年遊撃手がいる。 契約金45,000ペソ(約923,732円)年俸11,095ペソ(約228,144円)身長175cm、体重63kg、俊敏な動きに加えて、一塁送球が矢のように速い。 前進に前進を重ねて、捕球と同時に送球するタイプではなく、 ゆっくり前進確実に捕球したのち思い切り送球する。 もちろん、 プレーは未完成でその送球も時によっては、どこに行くのかわからないということもありますが、肩の強さだけなら、いま日本のプロ野球にデビューさせても、上位を占めるように思われます。 いわば「ダイヤモンドの原石」のような選手である。 ▲ドミニカ選手の特色 1)肉体的には中南米人特有の足腰が強靭で、バネがある。俊足の選手が多く、肩の強さが目立っている。 ベース1周13秒台で走る選手もいるが、ほとんどの選手が14秒の前半である。肩の強さ、足の速さは18歳くらいの少年でも、メジャーリーグの選手に匹敵する。 2)投手に関しては我流の投球が多く、細かいプレーはできないが、それだけに育てる楽しみがある。 3)野手は足の速さ、肩の強さ、ハンドワークの良さを、先天的に備え持っているので、比較的育つのが早いと思われる。 4)バッティングは、これまでの練習量が少ないため、粗削りの選手が多いが、思い切りの良さが目立ち常にフルスイングをしているのがよい。 5)精神面は野球に取り組む姿勢が大変まじめで常に全力でプレーをしています。ハングリー精神が旺盛で、現在の貧しい生活から抜け出すために、いま与えられているチャンスを、必死になって逃すまいと頑張ります。 監督、コーチの教えも真剣に聞き、一日も早く自分のものにしようと、素直に行動に移す。 それだけに良い指導者が必要です。性格は根っからの明るい選手が多く、軽快なリズムの音楽を好み、陽気そのものである。 6)選手の募集は各地区の選手をテストして決定する。 テストが長期になるときは、ドミニカ共和国のコミッショナーに届け出て、登録選手として扱われる。 登録選手は1か月間アカデミーに拘束され、登録期間中に他のアカデミーとの交渉はできない。登録選手は無給だが、ドミニカ共和国においては、アマチュア資格を有している。 ●メジャーリーグヘの道 野球選手の宝庫、「ドミニカ共和国にはいま、メジャー・リーグ26球団のうち22球団がアカデミーを開校している。 球場宿泊施設などの施設が整っているのは、このうちドジャースとプルージェイズのアカデミーだけで、他のアカデミーは、公共のグラウンドや公園内にあるグラウンドを借用して、選手の養成に当たっている。 選手は自宅から直接グラウンドに集合し、練習のスケジュールが終わると帰宅します。グラウンドの都合によっては、一定の場所に集合して、バスで練習に行くこともあります。こうしたアカデミーでは、交通費と昼食代を支給している。 野球用具は、ユニホームからスパイクシューズ・帽子・グローブ・バット等・すべて貸与されるが、このような恩恵にあずかるのは契約選手だけで、登録選手、テスト選手は自前である。 貧しい環境のなかで、ドミニカの選手はアカデミー入校を目指し、入校した選手は少年たちの憧れの的になっている。 アカデミーオブベースボールの先に、メジャー・リーグの明るい灯が見えてくるのである。 このようにしてメジャー・リーグを目指し、ドミニカ共和国のアカデミーオプベースボールから育ち、羽ばたいたドミニカ選手は、いまメジャー・リーグ、マイナー・リーグ併せて、700人にものぼっている。 ●メジャーリーグで活躍中のドミニカ選手(1990年度登録選手)▲ナショナル・リーグ(36人) <アトランタ・ブレーブス> ■ベン・リベラ(Ben Rivera)投手:右投右打 ■セルジオ・バルデス(Sergio Valdez) ■アンドレス・トーマス(Andres Tomas)内野手:右投右打 <シンシナティ・レッズ> ■ホセ・リーホ(Jose Rijo)投手:右投右打 ■マリア−ノ・ダンカン(Mariano Dancan)内野手:右投右打 <ロサンゼルス・ドジャース> ■ラモン・マルチネス(Ramon Martinez)投手:右投右打 ■フルフレッド・グリフィン(Alfredo Griffin)内野手:右投右左打 ■ホセ・オファマン(Jose Offerman)内野手:右投左打 ■ブラウリオ・カスティーヨ(Braulio Castillo)外野手 : 右投右打 ■ホセ・ゴンザレス(Jose Gonzarez)外野手:右投右打 ■ホワン・サムウェル(Juan Samuel)外野手 <ヒューストン・アストロズ> ■ホセ・ケイノ(Jose Cano)投手:右投右打 ■アンドゥーハー・セデーニョ(Augujar Sedeno)内野手 ■ラファエル・ラミレスくRafael Ramires)内野手:右投右打 <サンディエゴ・パドレス> ■ラファエル・バルデス(Rafael Valdez)投手:右投右打 <サンフランシスコ・ジャイアンツ> ■ホセ・ペーニャ(Jose Pena)捕手:右投右打 ■ウィル・テハダ(Will Tejada)捕手:右投石打 ■ホセ・ウリベイ(Jose Uribe)内野手:右投右左打 <フィラデルフィア・フィリーズ> ■ビクター・ロザリオ(Victor Rosario)内野手:右投右打 ■シル・キャンプサーノ(Sil Campusano)外野手:右投右打 <ピックバーグ・パイレーツ> ■ラファエル・ベリア一ド(Rafeal Belliard)内野手:右投右打 ■フリオ・ペゲーロ(Julio Peguero)外野手:右投右打 <モントリオール・エクスポズ> ■マリオ・ブリトー(Mario Brito)投手:右投右打 ■ヨーキス・ペレス(Yokis Perez)投手:左投右打 ■メル・ロハス(Mel Rojas)投手:右投右打 ■ギルベルト・レイアス(GilbeIto Reyas)捕手:右投右打 ■ジュニア・ノボア(Junior Noboa)内野手:右投右打 <セントルイス・カージナルス> ■ギブソン・アルパ(Gibson Alba)投手:右投左打 ■ホセ・デレオン(Jose Deleon)投手:右投右打 ■グレッグ・カーモナ(Greg Carmona)内野手:右投左打 ■ペドロ・ゲレーロ(Pedro Guerrero)内野手:右投右打 ■フリアン・マルチネス(Julian Martinez)内野手:右投右打 ■ヘロニモ・ペーニャ(Geronimo Pena)内野手:右投右打 <ニューヨーク・メッツ> ■アレハンドロ・ペーニャ(Alejandro Pena)投手:右投右打 <シカゴ・カブス> ■ホセ・ヌーネス(Jose Nunez)投手:右投右打 ■ドミンゴ・ラモス(Domingo Ramos)内野手:右投右打 ▲アメリカン・リーグ(24人) <シカゴ・ホワイトソックス> ■メリド−・ペレス(Melido Perez)投手:右投右打 ■ホセ・セグラ(Jose Segura)投手:右投右打 ■サミー・ソーサ(Sammy Sosa)外野手:右投右打 <シアトル・マリナーズ> ■アロルド・レイノルズ(Harold Reynolds)内野手:右投右左打 <ミネソタ・ツインズ> ■カルメソ・カスティーヨ(Carmen Castillo)外野手:右投右打 <テキサス・レンジャーズ> ■ラモン・マノン(Ramon Manon)投手:右投右打 ■フリオ・フランコ(Jurio Franco)内野手:右投右打 <カンザスシティー・ロイヤルズ> ■ルイス・デロス・サントス(Luis Delos santos)内野手:右投右打 <オ−クランド・アスレチックス> ■スタン・ハビエル(Stan Javier)外野手:右投右左打 ■フェリックス・ホセ(Felix Jose)外野手:右投右左打 <デトロイト・タイガース> ■クリーブランド・インデイアンス) ■フェリックス・ファルミン(Felix Fermin)内野手:右投右打 ■ラファエル・サンタナ(Rafael Santana)内野手:右投右打 ■デニー・ゴンザレス(Denny Gonzalez)内野手:右投右打 <ニューヨーク・ヤンキース> ■パスカル・ペレス(Pascual Perez)投手:右投右打 ■ダマーノ・ガルシア(Damano Garcia)内野手:右投右打 ■ルイス・ポローニア(Luis Polonia)外野手:左投左打 <ボストン・レッドソックス> ■ホシアス・マンザニーヨ(Josias Hanzanillo)投手:右投右打 ■トニー・ペーニヤ(Tony Pena)捕手:右投右打 <ボルチモア・オリオールズ> ■ホセ・バウチスタ(Jose Bautista)投手:右投右打 <トロント・ブルージェイズ> ■トニー・フェルナンデス(Tony Fernandez)内野手:右投右左打 ■マニー・リー(Manny Lee)内野手:右投右左打 ■ネルソン・リリアーノ(Nelson Liriano)内野手:右投右左打 ■ジョージ・ベル(George Bell)外野手:右投右打 ■ジュニア・フェリックス(Junior Ferix)外野手:右投右左打 ■ドミニカ・カープ・アカデミーは、こうしてつくられた…。<Part2> ●大きな教育的投資 ドミニカ共和国は、現在人口は約700万人で、GNPは1人当たり4,000ドルでですが、貧富の差が大きい国である。1990年11月29日の開校式には、ドミニカ共和国からは大統領、国防相、文化相、スポーツ相ら閣僚のご出席を賜った。 当時のホアキン・バラゲール大統領は御年83歳。目が不自由で、足どりが気になりましたが、定刻にヘリコプターで来場された。 親しく言葉を交わす機会を得たが、大統領はしっかりした口調で、「このベースボールアカデミーを発展させたい、ご協力をお願いする」と言われた。カープのアカデミーオプベースボールは、単にカープだけでなく、ドミニカにとっても大きな教育的投資であるとの感じを受けた。 ドミニカには現在、メジャー・リーグ26球団のうち、22球団がなんらかの形で、ドミニカの選手をスカウトし、養成する手段を持っているが、カープのように、本格的な施設を持っているのは、ドジャースとブルージェイズの2球団だけである。 これら、球団のスカウトは野球を教え、素質のある少年をスカウトしていますが、カープは2名、ドジャースは8名のスカウトを持っています。 日本でもなじみの深いレジー・スミス(元巨人)も、ドジャースでスカウト兼コーチをしていた。少年たちの足の速さ、肩の強さには目を見張るものがある。カープのアカデミーには、17歳の遊撃手がいましたが、肩の強さは日本のプロ野球の中でも目立つほどであった。このような選手たち13人が、カープアカデミーオブベースボールと月額2万円で選手契約をしている。 カープアカデミーオブベースボールには、このほか国内規約(アカデミー連盟へ登録)によって、1か月ごとに登録を更新する16人の無給登録選手と練習生が10人程度いる。 ●サン・ペドロ・デ・マコリスの野球事情 サン・ペドロ・デ・マコリス(San Pedro De Macoris)ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ(Santo Domingo)の東、約80kmにある州と都市で、サン・ペドロ・デ・マコリス州は人口約17万人。 州都サン・ペドロ・デ・マコリス市は人口約5万人である。 広島東洋カープ・アカデミーオブベースボールは、この市の郊外にある。 プロ野球は、 ウィンター・リーグとサマー・リーグの2部制で5チームあるが、そのうちの1球団、エストレイジャス・デ・オリエンテ(東のスター)の本拠地がサン・ペドロ・デ・マコリス市で、広島東洋カープのロット・アレン選手は来日前にこのチームでプレーをしていた。 サン・ペドロ・デ・マコリスからは、元テキサス・レンジャーズのフリオ・フランコ選手ら、3人の大リーガーが誕生しており、また、ブルージェイズには4人のドミニカ出身選手が、レギュラーになっている。 サン・ペドロ・デ・マコリス市にはプロ野球のほか、まがリトルリーグのチームを含むアマチュアチームが数多くあるが、メジャーチームは10チームで、これらのチームは企業がスポンサーとなり、ユニホーム、スパイクシューズなどの用具を貸し与えている。小学校、中学校、高校はクラブ活動としてのチームはない。 少年達は成功者となった、地元出身メジャー・リーガーの豪邸を見ながら、プロ野球選手を夢見て技術を磨いています。地域住民のなかにはブリティッシュ・イングリッシュを話す人もあり、特に、強靱な肉体を有しているといわれこの地域からは現在ジョージ・ベル(ブルージェイズ)、トニー・フェルナンデス(ブルージェイズ)フリオ・フランコ(レンジャーズ)ら、3人のメジャー・リーガーが誕生している。 広島東洋カープは、民族的にすでに野球選手としての優秀性を発揮している、サン・ペドロ・デ・マコリスの住民のなかに優れた野球選手を求めて、ベースボールアカデミーを設立しました。いま、ドミニカの少年たちの夢は、まず安心して眠れることと、日に三度の食事を摂ることだという。 ■ドミニカ・カープ・アカデミーの概要 ●名 称/(Spanish) ACADEMIA DE BEISBOL HIROSHIMA TOYO CARP (English) HIROSHIMA TOYO CARP ACADEMY OF BASEBALL (Japanese)広島東洋カープ・アカデミー・オブ・ベースボール ●住 所/KM31/2 Carretera Mella San Pedro de Macoris Rep, Dominicana. TEL 011-1-809-529-2040 FAX 011-1-809-529-6458 首都のサント・ドミンゴより東に約80km、車で約1時間30分。サン・ペドロ・デ・マコリス の郊外 ●土地面積/269.011平方m(約81.000坪・広島市民球場の約10倍) ●施 設/ ▲第1グラウンド…試合用、両翼100m・センター125m ▲第2グラウンド…練習用、両翼100m・センター125m ▲第3グランド…内野守備練習用・芝生 ▲第4グラウンド…内野守備練習用・土 ▲オブザベーションタワー ▲室内バッティング練習場(3打席) ▲ピッチング練習場(5プレート) ▲ウェート・トレーニングルーム ▲選手専用宿舎(48ベッド)、コーチ専用宿舎(5ルーム)従業員用、トレーナールーム、 ロッカールーム、シャワールーム、 ランドリールーム、ダイニングルーム、多目的ルーム、事務所、エントランスホール、 ミーティングルーム、マネージャー ルーム、接客ルーム、スタッフルーム、車輌倉庫 ●構 成/ ▲スタッフ ■アシスタントゼネラルマネージャー:セサール・へロニモ Cesar Geronimo 42、 レッズ、ロイヤルズ時代ゴールデングラブ賞4回受賞 ■打撃コーチ:ルフィーノ・リナーレス Rufino Linares 38、元ブレーブス ■守備走塁コーチ:マニエル・カスティーヨ Manuel Castillo 32、 元ロイヤルズ、マリナーズ ■投手コーチ:アンへル・トーレス Angel Torres 40、元レッズ ■トレーナー:フランク・ハビエル Frank Javier 33 ■スカウト兼コーチ:エスキエール・セペルペダ Esquiel Sepelupeda 38 マヌエル・ラミレス・カルロス Manuel Ramirez Carlos 31、 元ブルージェイズ ▲コーチ ■トレーナー 1名 ■スカウト 3名 ■契約選手 30名前後 ■登録選手 15名前後 ■テスト生 20名前後 ■常時駐在員 1名(鍜冶口尊将) ■定期駐在員 3名前後 ■従業員 30名前後(上之光紀:通訳) 他(事務、グランドキーパー、食堂、掃除) ●着 工/1989年3月 ●開 校/1990年11月29日
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